最近古いPCを早くするという商品が多くみられます。

実は先日、親類から”Windows ReadyBoost”っていう商品が1500円で売ってるけど早くなる?

という問い合わせがありました。

知らなかったので調べてみると・・・・USBメモリをメインメモリの様に利用することでPCを早くするものだということを理解。
(機能自体はMS提供のものなので、対応確認済みのUSBメモリをシステムそのものだといううたい文句で販売してるところがあったようです)

メインメモリを追加できない、メモリの少ないPCだと効果はありそうだけど、ある程度のスペックのPCだと意味がないのかな?と思いましたよ。

USBって転送速度があんがい速くないんですよね。

USB3でもメインメモリとして使うにはちょっと・・・というか、USB3対応メモリにLinuxを入れて使っててももっさりするくらいでしたから。

というわけで、今回のタイトルのXtra-PCの話になります。

これはLinuxです。

というか、宣伝広告見ると既存のOSが速くなるように感じる書き方をしてますが、別OSが起動するだけのようでした。

これなら、PCが速くなるといううたい文句に納得です。

ただ、USB起動できないPCだと意味がない。

そして、USB起動できないPCのほうが速くしたいと思うかも?

あと、上で書いたようにUSBのアクセス速度は遅いですので、Linuxを使いたいなら元のHDDに入れた方が速いと思います。

では、どういう人にメリットがあるのか?

・Linuxを自力でインストールできない・・・・ただ、こういう人はLinuxが起動するPCを何に使うのか?ってなる気がします。ブラウジングだけならスマホやタブレットを持ってる人が多そうです。

・OSが起動しなくなったときに、HDD内のファイルを救出するためのツールとして・・・これは、かなりメリットがあるのではないでしょうか?価格も2500円らしいですが、実は先日USB起動のLinuxを構築しました。かなり面倒でした。安いUSBメモリを買いましたがそれでも1000円近くの出費でした。

そんなわけで、面白い商品だとは思いますが、日本のほとんどの人には不要なのかな~なんて思います。

興味ある人は同じものを自力で、好きなディストリビューションで作るだろうし、そうでない人はLinuxを使うことに抵抗があるだろうし(現在使ってるアプリがほぼ使えないし)